~経営の要~

マーケティング

マーケティング用語とその意味【六】

今回紹介するマーケティング用語とその意味【六】はこちら↓ ・近視眼マーケティング・顧客知覚価値・カスタマーエクイエティ・顧客ロイヤルティ・顧客シェア ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ・近視眼マーケティング これは、元ハーバード・ビジネス…

マーケティング用語とその意味【五】

今回紹介するマーケティング用語とその意味【五】はこちら↓ ・ホリスティック・マーケティング ・ニーズ ・ウォンツ ・シーズ ・マーケット ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ここから用語の意味です↓ ・ホリスティック・マーケティング ホリス…

マーケティング用語とその意味【四】

今回紹介するマーケティング用語【四】はこちら↓ ・セリング・4P・マーケット・イン・プロダクト・アウト・顧客志向・生産志向・製品志向 ・販売志向 ・マーケティング志向 ・4C _____________________ ここから用語の意味です↓ ・セリ…

統合型マーケティング・コミュニケーション

駆け足でコミュニケーションの方法を見てきましたが、結局、一番重要なコミュニケーションはどれかという疑問がでてくると思いますが、これこそキモなどというコミュニケーション方法はありません。 大切なのはそれぞれのコミュニケーション方法の特徴を活か…

人的販売

最も古くて最も新しい「人的販売」 「人的販売」とは、営業担当者、販売員など「人」による、直接的な販売活動=コミュニケーションを指します。 この人的販売はコミュニケーション戦略の最後になります。 たとえば、コミュニケーション・ミックスを「AIDMA…

マーチャンダイジング

マーチャンダイジング=商品戦略 【マーチャンダイジング】という、ちょっとマーケティングに似た語感の用語をご紹介します。 マーチャンダイジン(MD)とは、商品戦略のようなものです。もともと、業種を限定する用語ではありませんが、現在では流通や小売…

Eコマース

「Eコマース」のEはいずれ不要になる? どこの会社にとっても、インタネットは無視できないものになりましたが、英語では店頭販売との関係から、次のような会社の呼び分けをしています。 「クリック」がネットを、「ブリック」「モルタル」が店舗をあらわし…

ダイレクト・マーケティング

間に入れず「ダイレクト」にコミュニケーション コミュニケーション・ミックスの1つとして「ダイレクト・マーケティング」を上げることがあります。 「ダイレクト・マーケティング」とは、次のようなコミュニケーションのことで、消費者個人に向けて「ダイレ…

販売促進とPR

SP広告とセールス・プロモーション活動 販売促進は、英語で「セールス・プロモーション」。日本語では、「販促」と略したりします。広告などとの大きな違いは、「インセンティブ(報奨)」の働きもあるということです。たとえば、商品におまけをつけて買って…

プッシュ戦略とプル戦略

流通チャネルは、マーケティング全体に大きな影響を与えます。早い話、チャネルに販売店を使うか専門ディーラーを使うかで、価格戦略だって変わってきます。 なかでも深く関係し、大きな影響があるのが(コミュニケーション)プロモーション戦略です。 プロ…

コミュニケーション戦略

ニーズに応えた製品、価格、流通ができても、それを消費者が知らなければ意味がありません。売り手側の会社からコミュニケーションをとって、知らせる必要があります。 その意味で、マーケティング・ミックスの第4戦略「プロモーション」はコミュニケーショ…

サプライ・チェーン

今回は、サプライ・チェーンに関してです。(※前の記事と少し重複する部分があります) サプライ・チェーン 従来の流通チャネルは、簡単に言えば工場から始まり、欲しい人にむかって、欲しいときに欲しいものを届けるというものでした。そのために、流通に関…

マーケティング・システムの構築

流通チャネルを「システム」として動かす 流通チャネルにも、いろいろな考え方が登場しています。現在ではとくに、チャネルをメーカーや業者の寄せ集めでなく、システムとして動かそうという考え方が盛んです。 こうしたものは「〇〇マーケティング・システ…

Place(流通) 

今回はマーケティングの「4つのP」でもある【流通】についてです。 「流通」といわれると、トラックとか配送センターとか、「物流」のイメージがありますが、物流だけが流通ではありません。 ~流通には3つの機能がある~ 日本では一般に、流通の内容として…

製品の価格設定の方法

価格弾力性なども考慮して価格に応じた需要を予測すると、それが価格設定の上限になります。一方、製品のコストを計算すると、それが価格の下限になります。それに競合他社の分析なども加味して、価格設定の方法を決めていますが、価格設定の方法は、いろい…

価格戦略

製品戦略に続き、ここからは価格戦略の話に入ります。 価格戦略はマーケティングの4Pのうちでも、「価格」だけが収益を生む戦略です。他の製品・流通・プロモーション(コミュニケーション)戦略は、コストをかけて「売れる」ことを追求しますが、価格戦略…

新製品開発プロセス

どんな製品も最初は、「新製品」としてスタートします。会社が新製品を市場に送り出す方法は、たったの2つしかありません。よそで作ったものを買ってくるか、自社で開発するかの2択です。 次の図は、マーケティング視点から見た、新製品開発のプロセスです…

製品の分類

マーケティングではときに製品を分類してみることが必要になります。 分類の基準としては、まず耐久性と形があるかないか(有形性)、それから用途です。 最初に、耐久性で分類すると「耐久財」と「非耐久財」の分類になります。 これらは形ある製品なので、…

製品戦略

ここからはマーケティングの4Pのスタート地点であり、マーケティング・ミックスの要でもある製品戦略についてです。 まずはじめに、「製品」と聞くと、工業製品だったりモノを思い浮かべることが多いと思います。しかしそれだけではありません。 マーケティ…

差別化戦略

【差別化戦略】 標的とする市場に商品やサービスを投入しても、他社・他製品とまったく同じ製品・価格・流通・プロモーションで送り出したのでは、他社と市場を折半する結果になるだけです。たとえば、「いちばん安くてうまい」とか「他より高いけど品質が抜…

ブランドについて

今回は「ブランド」についてです。 ブランドと聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。まず思い浮かぶのはヴィトンやシャネルのような、いわゆる有名なブランドが多いのではないでしょうか。「ブランドもの」といえば、これら有名ブランドの製品のことです。 …

ポジショニング(市場での立ち位置)を決める

ここまでセグメンテーション、ターゲティングとみてきましたが、標的市場には必ず、競合他社がいるはずです。そのため、その市場での自社のポジションを理解しておくことが大切です。 例えば、ファッション・ブランドにしても、すべてのブランドがシャネルの…

ターゲティングで的を絞る

市場細分化ができたら、次はそのうちのどのセグメントをターゲットとするか「ターゲティング」の段階です。 ターゲティングとは、ニーズのあるセグメントの中からどの対象にマーケティング活動を行うかを明確にすることです。 また会社の経営資源の大きさと…

セグメンテーション(市場細分化)

ここまで顧客が何を求めているのか、またどんな購買行動をとるのか等を見てきましたが、これがわかると、「市場の細分化」ができます。 企業は、世界中のすべての市場、すべての顧客を対象にすることはできません。 そのため市場をグループ化し、ターゲット…

~消費者の購買決定プロセス~

消費者が購買を決定するまでのプロセスにはさまざまなモデルがあります。 今回はそのなかでも有名な【AIDMAモデル】をご紹介します! AIDMAモデルとはアメリカで販売や広告の本を書いていたローランド・ホールという人が1920年に提唱しました。 そのAIDMAモ…

消費者の購買行動に影響する3つの要因

今回は顧客がどのようにして、何を買うかを決めている、消費者の購買行動に影響を与える3つの要因について紹介します。 1 文化的要因「文化、サブカルチャー、社会階層等」 2 社会的要因「準拠集団、家族、役割と地位等」 3 個人的要因「年齢・職業、経済…

CS「顧客満足」について

前回ベネフィットについて説明していきましたが、ベネフィットを提供できれば、マーケティングは成功かというとそういうわけでもありません。 市場には自社のもの以外にも、たくさんのサービスがあるためです。顧客はその中で、いちばん価値がありそうなのは…

ベネフィット~顧客(お客様)が欲しいのはドリルではなく穴~

今回のタイトルは有名なマーケティングの格言の1つなんですが、初めて見る方は何の事か検討もつかないかもしれません。 元はアメリカの経営学者セオドア・レビットが「マーケティング発想法」というベストセラー本の中で紹介したものです。 【顧客は、4分の…

人間の欲求の3段階

マーケティングの出発点は、前項で見た人間の欲求ということになります。 では、マーケティングから見た人間の欲求とはどういうものでしょうか。 「マーケティングの神様」と呼ばれるP・コトラーによると、人間の欲求は3段階に分けられると言います。 その…

マズローの5段階の人間の欲求

マーケティングの中心にはいつでもお客様「顧客」が存在します。 お客様が何を考え、何を求めてどんな行動をとるか、それを知らずにマーケティングはあり得ず、「売れるしくみ」を作ることもできません。 そのお客様が求めるものを知るヒントとして、 人間の…