~経営の要~

マーケティング

マーケティング用語とその意味【四】

今回紹介するマーケティング用語【四】はこちら↓


・セリング
・4P
・マーケット・イン
・プロダクト・アウト
・顧客志向
・生産志向
・製品志向  

・販売志向

マーケティング志向

・4C

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ここから用語の意味です↓

 

・セリング

 

セリングはすでにある商品やサービスから出発して、それを「どうやって売るか」を考え、顧客に売り込むことです。

 

・4P

 

4Pは、マーケティング・ミックス(MM)とも呼ばれます。マーケティングの目標を達成するために、いろいろな戦略を組合わせたものです。

 

下記4つの組み合わせからなるのが4P(MM)です。

 

製品   Product 

価格   Price

販売促進 Promotion

流通   Place

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・マーケット・イン

 

マーケット・インとは標的顧客を中心に考えて商品やサービスを開発し提供していくことです。

 

・プロダクト・アウト

 

プロダクト・アウトとは、これまでにない新しい商品を顧客に提案することです。

 

・顧客志向

 

マーケットインは「market oriented(マーケット志向)」ともいいます。マーケット志向をさらに推し進めると「customer oriented」、すなわち「顧客志向」になります。

顧客のニーズに応える製品を市場に提供することで、顧客に満足してもらい、かつ自分たちも利益を得られるという考え方です。

 

・生産志向

 

これは一番古くからある考え方で、消費者は手ごろな商品やサービスを求めていると考えて、低コストで大量生産をめざします。日本の戦後復興期などでもみられた志向です。

 

・製品志向

 

生産志向に対して、いいものを作ろうというのが「製品志向」です。消費者は最高の品質や性能、これまでにない斬新な商品やサービスを求めていると考えます。

 

・販売志向

 

何もしなければ消費者は買いません。こちらから売り込みをかけ、販売促進に取り組み売るぞ!という志向です。日本の高度成長期がこれにあたります。

 

・マーケット志向

 

「マーケット志向」は、製品でも販売でもなく、顧客のニーズから出発します。

商品やサービスを買ってくれる顧客を見つけるのではなく、顧客が求める商品やサービスを提供することを考えます。これのむずかしいところは、先にマーケットがあることです。

 

・4C

 

4Cは、アメリカの経済学者ロバート・ラウターボーンという人が提唱したものです。

 

下記4つが4Cになります。

 

Customer solutionn  顧客ソリューション

Customer cost              顧客コスト

Communivation            コミュニケーション

Convenience                利便性

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「顧客ソリューション」は顧客が抱える問題や課題をいかに解決するか、「顧客コスト」は顧客が支払う費用、「利便性」は顧客にとって流通チャネルなどが便利か「コミュニケーション」はプロモーションやアフターサービスなど、企業と顧客の関係性をいいます。4Cは4Pよりもさらに顧客側の視点に立った考え方といえます。

 

以上がマーケティング用語とその意味【四】です。